サロマ湖の東端、約12万1千メートルの落葉広葉樹林が「ところ遺跡の森」として整備されている。 この遺跡は2万年ほど前から旧石器時代から縄文、続縄文、オホーツク、擦文、アイブ文化と各時代のものが揃っているのが特徴で、約2500軒の竪穴式住居跡が確認されている。 公園内には博物館「ところ遺跡の館」や、埋蔵文化財センター「どきどき」の学習施設、さらには隣接して東京大学文学部常呂資料陳列館もあり、まさに常呂遺跡の研究・学習の集積地となっている。
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縄文時代から続縄文、オホーツク文化、擦文文化の各時代にわたる竪穴住居跡を公園として保存・公開しているのが「オムサロ遺跡公園」だ。この遺跡からは、現在200軒以上の竪穴住居跡が確認されている。 公園内には、竪穴住居や高床倉が復元されているほか、住居跡を発掘住居の状態で残した露出住居、住居の構造を見せてくれる半露出住居があり、発掘や復元の過程も見ることができる。
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