ホタテは、北海道の漁業生産量全体の25~30%を占めている、主要漁種の1つ。そのうちオホーツク管内では、道内生産量の35%前後、漁獲高では33%前後を占める。市町村別にみると、北見市常呂町、紋別市、湧別町が上位にある。
ホタテは「栽培漁業の優等生」といわれるように、増養殖に成功している代表例だ。その先駆的役割を果たしたのが、「ホタテ養殖発祥の地」とされる北見市常呂町だ。北見市常呂町の成功がなければ、現在のようなホタテ生産の盛況は見ることがなかったかもしれない。
現在オホーツク管内では、サロマ湖の内海で行う完全養殖(3年で出荷)と、稚貝を海に放流して4年で出荷する、2つの方法がある。また、ホタテを原料とした加工食品がさまざまな形で生産される。
【オホーツクの主産地】北見市常呂町・網走市・佐呂間町・湧別町・紋別市・雄武町 | 【出荷時期】3月~12月 |
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![]() オホーツク産ホタテ |
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サロマ湖とホタテ養殖の歴史 サロマ湖は明治末頃からカキの一大産地となり、大正時代を通して沿岸町村の漁業者も増えていった。 |
昭和8年、当時ところ漁協組合長だったしんや創業者の新谷廣治を中心に、日本で初めてのホタテ養殖研究が始まりました。しんやのホタテ製品は、こうした歴史を受け継ぎ、選りすぐりのサロマ湖産ホタテを使用しています。「ほたて薫油漬」と「ほたてソフト貝柱」は、大粒のホタテを塩ゆでにしてしっとりとした歯触りと旨味を凝縮させたお土産品の定番。「ほたてみみの佃煮」は、コリコリしたほたてみみの歯ごたえと甘辛い味が新しい。ご飯はもちろんお酒の肴にもピッタリです。
オホーツク産の新鮮大粒ホタテをボイルしたあとそのままプレス。厚さ2ミリのリーフ状にして、軽く炙って焼き目もつけました。薄いリーフ状なので食べやすく、ちょっと香ばしい口当たりも美味しい。そして噛むほどにホタテの旨味がわいてきます。ビールのおつまみには、最高におすすめです。
幸せを呼ぶマスコットとして、北方民族の住人に昔から親しまれてきたニポポ人形をかたどった「ほたてニポポ蒲鉾」。オホーツク海で獲れた新鮮なすり身とホタテを素材にした、高級ホタテ蒲鉾です。「ふわふわ帆立」は、オホーツク海で獲れた天然帆立貝柱を、独自の技術で薄くのばし乾燥させたもの。ふわふわ軽い口当たりですが、天然帆立の旨味が噛めば噛むほど湧いてきます。油でさっと揚げると香ばしくなり、ビールのおつまみに最高です。
紋別の代表的かまぼこ屋で、マスコミでも数多く商会されている名物店。地元客はもちろん観光客、ドライバーなど、店内はひっきりなしのお客でにぎわっています。名物「帆立かまぼこ」は、スケソウダラのすり身に帆立フレークを混ぜたかまぼこで、貝柱をまるごと1個つつんだもの。かまぼこの食感と帆立の食感がよく、帆立の味わいも丸ごと楽しめます、全部を帆立で作った商品もあり、こちらはさすがに贅沢な味わいです。
選りすぐりのサロマ湖産ほたてを使った高級貝柱。大粒で豊かな甘みで全国に知られるサロマ湖のほたて、その旨味が凝縮されています。食材として使えば濃厚なダシがとれ、そのまま食べれば最高級の珍味となります。余分なものは一切加えていない干し貝柱は、まさに天然の旨味のかたまりです。
大粒のオホーツク産ホタテが、まるごと1粒入った「帆立伽哩」。スパイシーなカレーと、ホタテの旨味が絶妙にマッチした本格的な味が、家庭で手軽に味わえます。
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