北アメリカ原産の小果実で、おなじみのナナカマドによく似た黒い実をつける。耐寒性が強いためロシアや北欧でも広く栽培され、ロシアでは「黒い実のナナカマド」とも呼ばれている。実は、酸味に甘さが加わった豊かな風味が特徴で、高血圧や動脈硬化予防に効果あり、健康によいといわれるポリフェノールが豊富で、ポリフェノールの1種アントシアニンをブルーベリーの2倍、ブドンの約1.5倍含んでいる機能食品として注目を集めている。西欧では古くからジャム、ジュース、果実酒に利用されてきた。
オホーツク地域では、津別町の農家が平成14年に江別市から苗を取り寄せ、植えたのが始まりで、3年後から収穫が始まった。現在約千本の木があり、毎年9月中旬から下旬に、2~4トンの収穫がある。
収穫したアロニアの実は、冷凍保存して通年出荷できるほか、アロニアの実を原料にしたジュースやジャム、ヨーグルトソースなどが、地元企業によって加工、商品化している。
【オホーツクの主産地】網走市・北見市常呂町 | 【出荷時期】通年 |
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![]() 津別産アロニア |
津別アロニア研究会が栽培したアロニアを原料としたソースやアシウクリームなどにかけて食べるソースです。
津別アロニア研究会が自家栽培した果実を、自家加工した商品。副原料もオホーツク産を使用している。
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