清里・秋の風物詩
□斜里町から清里町へ。道道摩周湖斜里線沿い上斜里の約3キロにわたる「コスモスロード」は、8月上旬から10月中旬までが見頃。斜里岳と色とりどりのコスモスが織りなす景観が目を引く。沿線の農家らの取り組みが続いている。
清里町焼酎醸造事業所では、ジャガイモの収穫に併せて9月から「じゃがいも焼酎」の仕込が始まる。川付のジャガイモを蒸してつぶし、二条大豆のもろみや水と混ぜ、かくはんする。蒸留・ろ過後、熟成される。この作業の様子がガラス越しに見る事ができる。
清里市街から約6キロの「宇宙展望台」は、360度迫力の星空が広がり、宇宙を身近に感じられることから命名された。昼間は斜里岳のすそ野に広がる防風林と牧場の風景が見られる。防風林は「農村景観100選」に選ばれている。
日本百名山の1つ斜里岳の登山口にある「野鳥虹の森」は、雑木林に散策路があり、落ち葉を踏みしめながらのバードウオッチングが楽しい。
道道摩周湖斜里線を走り、摩周湖の裏手に出て、裏摩周湖の眺望を楽しむ事ができる。清里・裏摩周展望台は、弟子屈町の第1・第3展望台の反対側、中標津町との町境に位置する。弟子屈側の展望台より標高が低いため、霧の発生が比較的少なく、摩周湖を見られる可能性が高い。
※清里町焼酎醸造事業所
清里町羽衣62番地
□TEL.01522-5-2227
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