湧別川支流でニジマス狙う

森林公園「いこいの森」の営業時間前の早朝、「オホーツクフィツシング」で知られ る湧別川の支流・武利川、武利ダムでニジマス、ヤマメを狙う。
一級河川の湧別川は全長約八十七`。北大雪を源にオホーツク海に注ぐ。湧別町、上湧別町の下流は開けている。遠軽町から上流は自然豊かな流れで、渓相は変化に富む。白滝村から上流は支流への枝分かれで水量が減っている。ニジマス、ヤマメ、エゾイワナ(アメマス)、オショロコマなどがすむ。
「いこいの森」※では、キャンプ、スポーツ、レクリエーションなどを楽しめる。目玉は、道内唯一、動ける状態で保存されている森林鉄道蒸気機関車「雨宮21号」※(北海道遺産)。二`の林間コースに子どもたちの歓声が上がる。昆虫生態館※では、蝶、カブトムシやクワガタなど生きた昆虫を観察できる。子連れファミリーのかっこうの遊びの『ポイント』だ。
また、日帰り温泉「やまびこ」※が旅の疲れをいやしてくれる。

※「いこいの森」「雨宮21号」「昆虫生態館」
丸瀬布町役場 商工観光課 TEL.01584-7-2211
※丸瀬布温泉 やまびこ 丸瀬布町上武利 TEL.01584-7-2233
オホーツク温泉 ホテル日の出岬
 


『雨宮号』(北海道遺産)は絵本にもなった

「雨宮21号」(国産十一d機関車)は昭和三年から、トラック輸送に代わる三十三年まで山奥から丸太を運び、丸瀬布町の林業を支えてきた。スクラップの危機を町民の運動で免れ、同五十五年修復され、「いこいの森」の『主役』として復活した。この機関車の歴史を描いた絵本「走れ!あめみや号」(丸瀬布町観光協会)も発行されている。家族サービスの役割も果たし、国道三三三・二四二号を走り、地上約七十八bの瞰望岩(北海道100選)がシンボルの遠軽町、チューリップ公園で有名な上湧別町などを経由して、オホーツク紋別空港に向かう。
  高山跡地近くに駅逓『復活』

紋別市には「東洋一」とうたわれた鴻之舞金山があった。大正五年に発見され、住友金属鉱業が鉱山権を買収・同八年に操業し、最盛期、従業員四千六百五十人、一日三千dの鉱石を処理した。昭和四十八年に閉山した。 跡地には記念碑、慰霊碑のほか、ボイラーの煙突、社宅の一部などが残っている。近くには木造二階建ての史跡「上藻別駅逓」※(大一五〜昭一五)が市民グループによって、資料室など整備され『復活』している。

※上藻別駅逓保存会
紋別市上藻別 TEL.01582-6-5110
  ハーブ体験実習館「キューパレス」
           主任 大山道子さん


一日ここで楽しむお客様も

ハーブ体験実習館には、体験実習室、喫茶店、香りの部屋があり、さまざまな体験が出来ます。
体験実習室では、リース、ハーブ石けん、香袋、染め物など6つの体験ができます。所要時間は約30分から、1時間半が中心です。女性だけではなく男性も挑戦し、「良い土産ができた」と満足して帰られる方もいます。
喫茶室では、自分でブレンドしたハーブティーを飲むことが出来ます。ハイビスカスなどの独自のソフトクリームも取り扱っています。香りの部屋では、ハーブの香りがただよう中、ビデオ鑑賞ができます。
この実習体験館、丘の上の喫茶・レストラン「フレグランスハウス」、ハーブガーデンの散策も含め、半日、1日を費やすお客様もおります。
体験実習館での体験がきっかけになり、生活の中にハーブを採り入れていただければうれしいですね。

滝上町本町 電話015829-2898
 
英国大使館も絶賛ターキー

(有)ターキー滝上では、「まきばの七面鳥」シリーズとして、スモーク、ハム、ソーセージ、サラミ、ジャーキーなど7種類の商品を道の駅「香りの里たきのうえ」などで販売している。
滝上町内の農家、食品加工会社、建設業者らの協力で設立された同社は、特産物である七面鳥肉のブレンド化を進めている。その一環として、七面鳥の品種(英国系ミディアムターキー種)、飼育方法(平飼い)、飼料(自社ブレンド)にこだわった「安全でおいしい七面鳥」づくりを行っている。
同シリーズは「くせがなく、七面鳥の肉のうま味を生かした」ものに仕上げている。イギリス大使館でも絶賛されたとのこと。
食べやすい大きさの「ターキージャーキー」(577円)、「ターキーサラミ」(420円)などは、渓流釣りの際の空腹時などにも便利。ポピュラーな「スモークターキー」は、スライス、ブロック、半身、1羽単位で販売されている。

滝上町幸町 電話015829-2051
 
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