春の便りを運ぶ
北海道でアスパラの栽培が始まったのは1871(明治4)年のことで、アメリカより種子を導入し札幌官園で栽培された。その後大正時代に岩内町で東洋初の缶詰工場ができたが、当時缶詰にしたのはホワイトアスパラだった。
1970年代からはグリーンアスパラの人気が高まり、今日の主力となっている。
北海道では、全国の約17%を占める収穫量があり、上川地方が主産地となっているが、オホーツク管内では遠軽町、北見市、小清水町の出荷量が多い。時期としては、ハウス物で4〜5月、4〜7月中旬は露地物が出回る。 |